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紅葉ドライブで人の車を借りるとき|秋の山道で気をつけることと、その日だけの保険

監修:辻本 貴行(FP2級・宅建士・自動車整備士・損害保険プランナー / あいおいニッセイ同和損保 代理店 有限会社サンガ)

結論:紅葉狩りや秋の行楽で親・友達・きょうだいの車を借りる、または運転を交代するなら、ハンドルを握る方それぞれが、運転する日だけ加入できます。1日自動車保険「ワンデーサポーター」は1日800円から・24時間スマホでお申込み・1回の手続きで最大7日間まで対人賠償・対物賠償はどちらも無制限で、ご自身のケガ(自損傷害1,500万円)や同乗者のケガ(搭乗者傷害)も全プラン共通です。ただし、お借りした車そのものの修理に備える補償(ワイドプラン)だけは、当日には付けられません(事前のご登録から日数が必要です)。紅葉の予定が見えてきた今のうちに決めておくのが、いちばん取りこぼしのない進め方です。あわせてこのページでは、整備士として秋の山道で実際に気をつけていることもまとめました。

補償が始まるのはお手続きが完了したあとです。運転を始める前、キーを受け取る前にお済ませください。お申込みは24時間スマホから。1回のお手続きで最大7日間まで、1日800円からです。

運転する日だけスマホで加入する

※お手続きには運転免許証番号の入力が必要です。お手元にご用意ください。

1日自動車保険(ワンデーサポーター)とは

1日自動車保険「ワンデーサポーター」とは、他の方が所有するお車を運転する日に、24時間単位で加入できる自動車運転者保険です。お車にかける保険ではなく、運転する「人」にかかる保険という点が、年単位の自動車保険といちばん違うところです。引受保険会社はあいおいニッセイ同和損害保険株式会社、当店(有限会社サンガ)が取扱代理店としてご案内しています。

秋の行楽は、ふだんは運転しない車のハンドルを握る場面が一気に増えます。

いずれの場面も、運転される方ご自身が、その日だけ備えておけるのがこの保険の使いどころです。持ち主の方が加入している年単位の保険の等級に影響しない形で備えられるため、貸してくださる方にも説明しやすい、というお声をよくいただきます。

まず確認:その車は対象になりますか

お申込みの前に、車検証の所有者欄を見せてもらってください。誰の車かで結論が決まります。

運転するお車お申込みひとこと
親・祖父母・きょうだい・友人・同僚などが個人で所有するお車○ 対象になり得る関係の呼び方ではなく所有者欄で判断します
ご自身が所有するお車× 対象外年単位の自動車保険をご検討ください
配偶者が所有するお車× 対象外夫婦間の貸し借りは対象になりません
会社・法人が所有するお車× 対象外勤務先の保険をご確認ください
レンタカー・カーシェアのお車× 対象外レンタカーとの違い
車検が切れているお車× 対象外持ち主が誰であっても対象外です

「○ 対象になり得る」は、持ち主の条件を満たしているという意味です。あわせて、お車が自家用の普通乗用車・小型乗用車・軽四輪乗用車であること、一部の高級車(NSX、センチュリー、フェラーリ、マイバッハ、ランボルギーニ、アストンマーティン、ダイムラー、ベントレー、マセラティ、ロールスロイス)でないこと、バイク(二輪車)でないことが必要です。持ち主との関係別の一覧は誰の車なら運転できるか(関係別 早見表)、車種の見分け方は車種別の対象可否、条件の全体像は加入条件のまとめをご覧ください。

【整備士から】秋の山道・紅葉スポットで気をつけていること

ここからは保険の話から少し離れて、自動車整備士としての経験から、秋の行楽ドライブで実際に気をつけていることをお伝えします。慣れない車で、慣れない道を、慣れない時間帯に走る——秋の紅葉ドライブは、この3つが重なりやすい季節です。

1. 夏に合わせた空気圧のまま、秋の山に入っていませんか

意外と知られていませんが、タイヤの空気圧は気温が下がると自然に低下します。真夏に調整したまま10月・11月を迎えると、体感では分からない程度に空気が減っていることがあります。空気圧が不足したタイヤは、カーブでよれてハンドルの応答が鈍くなり、長い下り坂では発熱もしやすくなります

測るときは走り出す前の「冷間」で。走行後は熱で圧が上がり、正しい値になりません。適正値は運転席のドアを開けたところに貼られたラベルに記載があります。借りる車であれば、持ち主の方に「出発前にガソリンスタンドで空気圧だけ見てもいいですか」と一言添えると、たいてい喜ばれます。

2. 落ち葉の上は、思っているより滑ります

紅葉の時期の山道は、路面に落ち葉が積もり、その下に朝露や湧き水の水膜が残っていることがあります。特に日陰のカーブ、橋の上、トンネルの出口は乾きにくい場所です。落ち葉の絨毯はきれいですが、ブレーキやハンドルの効きは確実に落ちます。カーブの手前で十分に減速を終えておく、これに尽きます。11月後半以降、標高の高い場所では路面凍結も出てきますので、その時期は雪道・冬道で借りた車を運転するときもあわせてご覧ください。

3. 長い下りでフットブレーキを踏み続けない

山の紅葉スポットは、行きが上り、帰りが延々と下りになります。下り坂でブレーキペダルを踏みっぱなしにすると、ブレーキが熱を持ち、効きが落ちていきます(フェード)。これは車の性能の問題ではなく、使い方の問題です。シフトを低いギア(AT車ならL・2、パドルやマニュアルモード)に入れてエンジンブレーキを使い、フットブレーキは要所で短く強く。ペダルの奥が柔らかい、こげたような匂いがする、と感じたら、安全な場所に停めて冷ましてください。

4. 秋は日没が急に早くなります

行楽シーズンでいちばん見落とされるのがこれです。9月から11月にかけて、日の入りは目に見えて早まります。「明るいうちに帰るつもりだった」が、渋滞と写真撮影で押して、下山は真っ暗——というのは本当によくある展開です。

借りた車でいちばん困るのは、暗くなってからライトやワイパーの操作を探すことです。乗り込んだ時点で、ヘッドライト・フォグ・ワイパー・デフロスターの位置を明るいうちに確認しておいてください。夕暮れどきは動物の飛び出しも増えます。早めの点灯は、自分が見るためだけでなく、相手に気づいてもらうためでもあります。

5. 夏を越えたバッテリーは、秋の朝に音を上げます

整備の現場では、夏のエアコン負荷で弱ったバッテリーが、朝晩の冷え込みが始まる時期に一気に症状を出すという順番をよく見ます。「夏は普通に動いていたのに、10月の朝に突然かからない」というご相談は毎年あります。普段あまり乗られていない車を借りるときほど注意です。セルモーターの回り方が重い、アイドリングストップが働かない、といったサインが出ていたら、出発前に持ち主の方へお伝えください。

山間部は、救援車の到着に平地よりも時間がかかります。ワンデーサポーターにはロードアシスタンスサービスと運搬・搬送費用特約が全プラン共通で付いています。事故受付は24時間365日 0120-024-024。事故や故障にともなう宿泊・帰宅の費用に備える事故・故障付随費用特約はワイドプランのみに付きます。お支払いの対象となる範囲・条件は約款・重要事項説明書でご確認ください。ロードサービスでできることはこちらのページにまとめています。

出発前のチェックリスト

  1. 車検証で所有者欄車検の有効期限を確認する。
  2. タイヤの空気圧と溝を、走り出す前の冷えた状態で確認する。
  3. スペアタイヤ、またはパンク修理キットの有無と場所を持ち主に聞いておく。
  4. ライト・ワイパー・デフロスター・シフトの操作位置を、明るいうちに確認する。
  5. ミラーの角度とシート位置を、元の状態を覚えてから自分に合わせる。
  6. 荷物は定員と積み方に注意する(後方視界をふさがない・重い物は低く前寄りに)。
  7. 運転する可能性のある方全員が、運転を始める前にお手続きを済ませる。

その日だけの保険に入る手順

  1. 運転される方ご本人が、有効な運転免許証を手元に用意する(仮免許・国際免許では申込めません)。
  2. お申込みに使うスマートフォンがご本人名義か確認する(ドコモ・au・ソフトバンク)。
  3. プランを選ぶ。エコノミー800円(対物の自己負担5万円)/ベーシック1,000円(対物の自己負担なし)/ワイド2,500円(車両復旧費用300万円・自己負担15万円が付く)。
  4. 開始日時を指定する(手続き完了時、または10分単位で指定。1回の手続きで最大7日間まで)。
  5. 運転を交代される方は、それぞれお申込みいただくか、指定被保険者としてご設定ください(2人目から割引)。
  6. お支払いは携帯電話料金と合算。現金・振込・クレジットカードは不要(使えません)。

ワイドプラン(車両補償あり)は、お客さま情報の登録完了日の翌日から起算して7日目以降の日を開始日とする場合にお申込みいただけます。紅葉の予定が決まった時点でご登録だけ済ませておくと、当日あわてずに済みます。詳しくは車両補償は当日つけられる?ワイドプランと事前登録をご覧ください。お電話・店頭でのお申込みはできません(お電話はご相談・お問い合わせ用です)。すでに起きてしまった事故にさかのぼって補償することはできません。

📝 代理店からの実務メモ(有限会社サンガ)

行楽シーズンに増えるのが、「急に予定が決まったので、すぐ入りたい」というご相談です。数百円から千円ほどで備えられるなら気軽に買っておきたい、とおっしゃる方も多く、実際にお出かけの直前にスマホで完結される方がほとんどです。もうひとつ多いのが、「持ち主の保険で自分が運転できるのか分からない」というお悩み。持ち主の方の契約内容までは借りる側では確認しづらいものですし、貸す側も断言しにくい。そこで「運転する自分が、その日だけ自分で入っておく」という形にすると、貸してくださる方も納得され、双方が安心してお出かけできます。
整備士としてもうひとつだけ。人の車をお借りしたら、最初にミラーの角度とシート位置を覚えてから動かし、返すときに元へ戻す。ゴミは持ち帰り、借りたときよりきれいにしてお返しする。そして運転中に「音が気になる」「ブレーキの感触がおかしい」と感じたら、遠慮せず持ち主の方へお伝えする。これは私自身が人の車を借りたときに必ずやっていることで、秋の山道のような負荷のかかる道を走らせてもらったあとほど、この一言が持ち主の方に喜ばれます。

スマホで加入手続きへ進む 1日800円から/運転免許証をご用意ください

よくある質問

秋の連休に友達3人で紅葉を見に行きます。1台の車で行って途中で運転を交代する予定ですが、全員が入らないといけませんか?

ハンドルを握る予定のある方は、それぞれお手続きが必要です。この保険はお車ではなく運転される方にかかる保険のため、当日「少しだけ代わってもらった」という運転も含めて、運転される可能性のある方は全員ご準備ください。1つのご契約に運転を代わる方を追加する指定被保険者という仕組みがあり、2人目からは割引が適用されます。後部座席に座っているだけで運転されない方は、お申込みの必要はありません。お車に搭乗中の方のケガについては搭乗者傷害(死亡・後遺障害1,000万円、入通院一時金1万円・10万円)が全プラン共通で付いています。お支払いの対象となる範囲や条件は契約の内容によって決まりますので、詳しくは約款・重要事項説明書でご確認ください。入り方は旅行・レジャーで交代運転するときで詳しくご案内しています。

実家の親の車を借りて紅葉スポットまで行きます。細い山道で車をこすってしまった場合、親の車の修理代も出ますか?

お借りしたお車そのものの修理に備える補償は、ワイドプラン(1日2,500円)のみに付く車両復旧費用300万円(自己負担額15万円)です。エコノミー800円・ベーシック1,000円には、お借りしたお車自体の車両の補償は付いていません。ここで先に知っておいていただきたいのが、ワイドプランはお客さま情報の登録完了日の翌日から起算して7日目以降の日を開始日とする場合にお申込みいただけるという点です。紅葉シーズンは出かける日が早めに決まることが多いので、お車を借りる予定が立った時点でお客さま情報のご登録だけ済ませておくと選択肢が残ります。相手の方への賠償(対人・対物とも無制限)や、ご自身のケガ(自損傷害1,500万円)は全プラン共通です。損害の種類ごとの一覧は補償対象 早見表をご覧ください。

紅葉の時期は渋滞がひどいと聞きました。日帰りのつもりが1泊になるかもしれないのですが、あとから期間を延ばせますか?

予定が延びる可能性があるときは、はじめから必要な日数分をまとめてお申込みいただくのが確実です。1回のお手続きで最大7日間まで申込みができます。すでに成立したご契約の期間の延長・変更のお取扱いは約款・重要事項説明書でご確認ください。補償の期間が終わったあとに運転を再開される場合は、運転を始める前に改めてスマートフォンからお申込みください。補償が始まるのはお手続きが完了したあとで、さかのぼって補償することはできません。渋滞で下山が遅れる、日没後の運転になる、というのは秋の行楽では珍しくありませんので、余裕をもった日数でお考えください。期間の考え方は24時間の数え方と延長、連泊は最大7日間まとめて入るをご覧ください。

山の紅葉スポットは電波も弱いし、バッテリーが上がったりパンクしたら助けが来るのか不安です。借りた車だと余計に心配です。

ロードアシスタンスサービスと運搬・搬送費用特約は、エコノミー800円を含む全プラン共通で付いています。事故受付は24時間365日、0120-024-024 でつながります。整備士としての実感では、山間部は救援車の到着までに平地より時間がかかりますので、出発前にタイヤの空気圧と溝、バッテリーの状態、スペアタイヤやパンク修理キットの有無を持ち主の方と一緒に確認しておくことをおすすめします。事故や故障にともなう宿泊・帰宅の費用に備える事故・故障付随費用特約はワイドプランのみに付きます。お支払いの対象となる範囲や条件は約款・重要事項説明書でご確認ください。詳しくはロードサービスでできること事故が起きたときの対応をご覧ください。

出発の朝になって保険に入っていないことに気づきました。今からスマホで入れますか?現金しか持っていないのですが。

お申込みは24時間スマートフォンから可能で、開始日時は手続き完了時、または10分単位で指定できます。出発の直前でもお手続きいただけますので、キーを受け取る前にお済ませください。お支払いは携帯電話料金と合算するかたちで、現金・振込・クレジットカードは使えません。お申込みに使うスマートフォンは契約者ご本人の名義(ドコモ・au・ソフトバンク)である必要があり、運転免許証番号の入力も必要です。お電話や店頭でのお申込みはできません(お電話はご相談用です)。なお、車両補償の付くワイドプランだけは事前のご登録から日数が必要なため、当日に選ぶことはできません。当日の流れは今すぐ・当日でも入れる?をご覧ください。

この記事は、あいおいニッセイ同和損保の保険代理店「有限会社サンガ」が、1日自動車保険「ワンデーサポーター」の取扱代理店としてご案内しています。補償の詳細・お支払いの条件は、必ずパンフレットおよび約款・重要事項説明書でご確認ください。

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